54なんくるないさぁ♪ シーサー作りに挑戦!

上伝馬商店街のほぼ西端、もうちょっと行けば瀬戸川、という立地にある

「OKEIKO Cafe(おけいこカフェ)」。

何を隠そう、お茶をしながら陶芸・洋裁・まちあるき…とさまざまな「おけいこ」ができてしまう、

なんとも珍しいお店なのです。

今日はそちらで沖縄のシンボル「シーサー」を作ると聞き、どんな様子か見てまいりました。

 

<開始早々、沖縄タイムを満喫>

今回の参加者は全部で4名。

地域は静岡市~牧之原市と、だいぶ広域からのお越しです。

交通事情により一部の方の到着が遅れてるけど、沖縄タイムと思ってのんびり行きましょー!

 

全員集合を待っている間に会場の内外をウロウロ。

店主の多々良さんが作った作品や数々のギミック(!)があちらこちらに点在しています。

全力でネタバラシしたい気持ちを抑えて、今回は全体の雰囲気だけちょこっとご紹介。

その実態はぜひ直接お店でご覧くださいね!

 

<まずはプレート作りから>

そうこうしているうちに沖縄タイムも終了となり、いよいよプログラム開始です。

さっそくシーサー…の前に、ネームプレート作りで軽い手ならしを。

粘土をつけるときは接着部分に傷をつけ、そこにゆるく溶いた粘土(接着剤)を塗るとうまくくっつきます。

スタンプ押したり、穴を開けたり…。

沖縄っぽいお花もつけて、それぞれ完成!

 

<口を開けて…>

次はいよいよ本命のほうへ。

まずは多々良さん作の完成品を見て、完成予想図の確認から。

土台となる部分は事前に用意されているので、そこに各パーツを付け足すように作っていきます。

ちなみに土は信楽のものを使っているそうですよ。

 

まずは口。

シーサーはオスメス一対、それぞれ意味や役割にあわせた口の形をしています。

オスのシーサーは幸せや財産をたくさん入れられるように、大きく開けた口。

対するメスのシーサーは、入ってきた幸せを逃がさないよう口を閉じたデザインが多いそうです。

今回のメスシーサーは口を開けて笑っているのですが、そこは「幸せのおすそ分け」ということで。

 

手順としては、まず土台を三等分するように引き、それを目安に口の形を描きます。

オスは線の上下にはみ出すよう大きくガバーっと。

メスは落花生を横にしたような形を意識するといいんだとか。

 

<耳をつけ…>

お次は耳。

つける前に「各パーツの位置をちょっとずらすとポーズが変わってくる」という説明を受ける一行。

そのうえでどの位置に耳を置くかを決めていきます。

正面を向くのか、少し首をかしげるのか、どんなふうにしようかなー?

 

<唇もできて…>

作業は再び口に戻り、紐状の粘土で唇をつける工程。

つけたら本体となじませて…。

あれ? このかたち、なんとなーく…何かに似てない!?

 

<目と鼻がつき…>

お団子状に丸めた粘土で鼻と口がつくと、それぞれのシーサーにだんだんと個性が表れ始めます。

「かわいい!」「そっちのもかわいい!」

見せ合いっこしながら口々に出てくる「かわいい」コール。

でもみんな本当は自分のが一番かわいいと思ってるの、よくわかります。

 

<表情が生まれて…>

ここからは個性の肉づけに入りまして、鼻の穴・目・眉毛の作成。

粘土に穴を開けるにはストローを使います。

回しながらねじ込んでいくと、きれいな円形をキープできるそうです。

 

オスの目はストローで、メスの目は先の尖った工具でそれぞれ入れていきます。

位置によってだいぶ表情が変わるので、ここだけは一発必中の真剣勝負!

(といいつつ、じつは練習もできる)

 

世の中の人形しかり、だるましかり。

目が入ると途端に生き生きしてくるのは、なんとも不思議なものです。

参加者同士の見せ合いっこと「かわいいコール」もますますヒートアップ。

みなさんすっかり打ち解けて、わいのわいのと進んでいきます。

それを見ていた多々良さん、おもむろに一言。

「ね。ものを作るのって、『本当に楽しい』んです!」

 

<ここでいったん休憩+微調整>

しばらく使わないでおいた少し硬い粘土をねじってゴツゴツしたたてがみとヒゲをつけたら、

参加者の皆さんはこのテンションのまま小休止のティータイムへ。

好きな飲み物と焼き菓子を選びつつ、続きの会話に花が咲いています。

 

その間、多々良さんはみんなのシーサーにしっぽと手足を取り付け中。

あと、何か小さいものをねりねりしてる…?

 

<最後に細かい部分をアレして…>

休憩が終わるといよいよ最後の作業。

鋭い歯と爪、そしてピョロっと出ているユニークな舌をつけていきます。

 

歯と爪のパーツはすでに用意されているものを使用。

作ってから少しおくと粘土が硬くなるため、本体へ埋め込みやすいんだそうです。

って…あ! これ、さっき多々良さんがねりねりしてたやつかー!

 

そして舌。

それぞれどんな舌をつけるのか考えながら、他の人のシーサーにも興味津々な一行。

「あ、やっぱこうくるか〜! こうだよねー!」

「こいつは『ベー』って感じがいいと思ってた!」

「ここちょっと向き変えると、またいい感じになるよねー」

なんだかこの舌、シーサーに躍動感を与える重要なパーツと言えなくもないような…?

 

<これにて完成〜!>

これでシーサーの全パーツが完成し、最初に作ったプレートを添えたら作業は終了。

そのまま鑑賞モードに移行します。

ここでレポートを終了してもいいのですが…あまりに個性豊かな作品群、やっぱり気になりますよねぇ!?

それぞれの飼い主さんに掲載許可をもらってあるので、ここにどーんとご紹介。

全4点の展覧会、とくとご覧あれ。

 

シーサーたちは約1か月〜1か月半の焼成期間を経て、それぞれのお家へ届けられる予定です。

「シーサー作り」はおんぱく終了後も随時受付しているそうなので、

気になる方はぜひ「OKEIKO cafe」さんへ連絡&ご予約くださいね!!

 

(撮影・レポート:さかもと)

 

プログラムはこちら

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