【特集】第三回 天下一闘茶会 利き茶No.1決定戦

五感で楽しむ『闘茶』の魅力をお茶を知り尽くした茶商に聞く!

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藤枝は昔から、香り高い銘茶の産地として知られています。その理由は藤枝市を流れる清流がつくった山間の土地、水はけのよい肥沃な土壌、昼夜の寒暖差が大きいことが茶葉に好条件となり、香り豊かなお茶が育つのです。

そんな茶処・藤枝では、お茶を知り尽くした茶商が主催する利き茶イベント〝天下一闘茶会〟が、『藤枝おんぱく2017』の最終日に行われます。

闘茶って何? 闘茶会ってどんなことをするの? と思っているみなさん。ここでは、闘茶についての入門知識を藤枝で創業大正8年の小野製茶株式会社・小野慎太郎さんに教えてもらいましょう。

「闘茶というのは、元来中国から伝わったお茶の味を飲み分けて勝敗を競う遊びのことを言います。日本では貴族を中心に名産地を当てる闘茶が行われていましたが、庶民にも広がって賭事になったことで足利幕府より禁止令が出されてしまいました。しかし、途絶えてしまったかと思われた闘茶は、実は歌舞伎者らによって歌舞伎茶(茶歌舞伎)として愛好され続けたそうです」。

藤枝おんぱくでは闘茶を楽しめるように、2015年より『天下一闘茶会』と題された闘茶会を行っています。「おんぱくでの開催のきっかけは、もっとお茶に興味を持ってほしいと思ったからです。闘茶会は老若男女楽しんでもらいたいという気持ちでやっています。今年はもっと気軽に参加してもらえるように内容を検討しているところです」と小野さん。五感をフル活用し、自分の感覚だけを信じて行う闘茶。人々が夢中になったように、時を超えてあなたも一度体験するとその楽しさに夢中になること間違いなしです。

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小野製茶株式会社 小野慎太郎