焼津さかなセンター内にあるスマル水産のプログラム〝おさかなマイスターから親子で学ぼう 焼津流・魚のさばき方から食べ方まで〟。とても人気で、早々に満員となったこちらのプログラム。
スマル水産・鈴木さんのお子さんが通う幼稚園で、さかなのさばき方を見せたところ大好評だったことがきっかけで、今回焼津おんぱくのプログラムとして参加いただいたとのことです。
幼稚園では、実際にさばくところを見ていた子どもたちが魚に興味を持ち、魚が食べられるようになった子もいたとか。
今回おんぱくでは「親子で」というところにこだわって開催されました。
参加したお子さんは小学2年生から中学1年生の7名。このうち、これまで魚をさばいたことがある子は1人。
鈴木さんに新鮮な魚の見分け方や、生態についても教えてもらいながら、それぞれ、アジ、イワシ、イカの3種類を、親御さんと一緒にさばいていきます。
親御さんが手伝ったり、教えたりしながらの共同作業。おかあさんが二人羽織りのような状態でお子さんにさばき方を教えている光景もあり、スマル水産の「親子で体験することで話題を共有してほしいんです」という思いは伝わっているようでした。
参加していた小学3年生の娘さんと一緒に参加していたおかあさんに話を聞くと、「魚について知りたいねという話でこのプログラムに参加しました。娘は魚をさばくのは初めてですが、興味を持ち始めているみたいで参加して良かったです」と言っていました。
さばいた魚はごはんに盛り付け、その後さかなセンター内にあるスマル水産の店舗におじゃまして何種類かの素材をごはんに盛り付けていただきました。
開催したスマル水産の鈴木さんは、「自分たちの仕事がこのようにイベントになって、喜んでもらえるとは思ったことがなかったから新鮮だし、私たちもとても楽しくやれました。長い目で見て、このようなプログラムをやっていきたいです」と言っていました。
またぜひ開催してもらいたいですね。（やまだ）