プログラムNo.39「藤の香油で小さなお香作り」
蓮華寺池のほとりにある、「gallery hygge」で行われた「藤の香油で小さなお香作り」。
案内は、現代美術家であり画家の持塚三樹さん。
お香作りは淡路島から取り寄せた専用パウダーを使用。このパウダーを乳鉢に入れ、水と藤の花の香油数滴垂らすと、マスクをしていてもわかるぐらい部屋中がとても良い香りに包まれました。
出来上がった赤青黄色のお香は、落雁にも使われるという型に入れて整形します。
赤青黄色のお香をそのまま使うだけでなく、赤と青を混ぜて紫にしたり、青と黄色を混ぜて緑にするなど、工夫しながら作られていました。
持塚さん曰く、細いお香のほうが燃えやすいということで、型を使わずに手で引き伸ばしながら作る細長いお香もいくつか。
みなさん声を発することもなく、真剣に作業をされていました。
出来上がったお香は、色や形が作った人によってさまざま。「その色の使い方素敵!」「その型も使いたかった〜!」など、それぞれの作品を見る楽しい時間。
作品は家に持ち帰って乾燥させたら使用できるとのこと。みなさん「可愛くて使うのがもったいない」と口々に言っていました。