リポートreport

No.12〝お寺で癒す お灸体験会+薬膳〟

6月9日に追加開催となった〝お寺で癒す お灸体験会+薬膳〟のレポートです。

このプログラムは、もともと5月19日に午前と午後の2回が発表されていましたが、あっという間に満員に。キャンセル待ちの方が多くいらしたため、追加での開催となりました。

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会場は大慶寺の三光堂。

案内人は「鍼灸師グループ かなと(奏)」のみなさん。鍼灸師であり保健師・アロマテラピニストの増田かよさんと、鍼灸師でありボディーメンテナンストレーナー、肌フィットネスなどを手掛ける山下奈美江さんが、お灸について説明をしたり、お灸を据える場所のレクチャーをしてくれました。

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まずは「大椎」というツボに貼るお灸を試してみます。

貼る場所がよくわからない場合は、かよさんと奈美江さんが丁寧に教えてくれるので安心です。

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お灸に使われる「もぐさ」は、乾燥させた「よもぎ」から作られています。会場には乾燥させたよもぎと、もぐさが置かれていました。

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乾燥したよもぎをちぎると細かな繊維があり、その白い繊維を取り出したものがもぐさ。実際にすり鉢で潰す体験もありました。

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他にも目の疲れや肩こり、頭痛などに効くツボなど、何箇所かにお灸を置いてみます。

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手の甲にある「合谷」というツボには、厚く切った生姜の上にもぐさを置くという方法で。使用する生姜は乾燥しているのかと思いましたが、切りたてのみずみずしいものでした。

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お灸を置いている部分が熱くなったら位置をずらしたり、取り除いたりします。生姜の成分が浸透してくれ、ジワーっと徐々に体が温まっていきます。

お灸を体験したり、参加者さんから質問があったりと有意義な時間でした。

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その後、大慶寺から徒歩3分ほどのカフェスペースに移動。鍼灸師であり「養生cafe89」として「mitta」にて月2回薬膳料理店を出店している明道かほさんによる薬膳料理をいただきます。 

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メニューは
・とり肉・ひよこ豆・レンズ豆のよもぎペーストカレー
・人参サラダ
・きのこの和風マリネ
・なすのアチャール
・スープ
それと、藤枝の蔵田名物「じゅるもち」がデザート。

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カレーはよもぎペースト入りでしたが、よもぎのクセもなくとても美味しい。参加者の中にはじゅるもちが初めての方もいらして、こちらも感動されていたようです。

参加者のみなさんからはプログラム終了後、「お灸についてわかりやすく説明いただき、これからやっていこうと思った」や、「お灸や薬膳などいろいろと学べて良かった」。「気持ちよくてポカポカしています」という感想が聞けました。

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みなさん癒やしの時間が過ごせたようです。