【五感活性ツアー触】土器づくりでタイムスリップ

2025年7月26日(土) 五感活性ツアー「触」
『石と土』に触れ、大地と繋がるブラインド陶芸を開催しました。

大雨で延期となっていた本ツアー。
延期日の当日は見事な快晴に恵まれ、無事に開催することができました。

舞台は、藤枝市瀬戸ノ谷「びく石」山頂へ向かう途中にある市民の森。
まずは「ゆるびく村」シモ村長から、江戸時代から伝わるびく石の歴史や伝説、自然に潜む危険、そしてクロム鉱石にまつわるお話を伺いました。

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 さらに、ビオトープに棲む生き物や植物の観察も行い、豊かな自然と新しい発見に包まれるひとときに。

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天候にも恵まれ、この日はびく石山頂へも足を伸ばしました。

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藤枝市に住んでいても「初めて来た」という方から、「何年ぶりだろう」と懐かしむ方まで。ごろごろと大きな岩が連なるその光景は、まるで神秘の世界。村長さんの案内がなければ通り過ぎてしまいそうな場所にも立ち寄り、早くも充実感いっぱいの時間となりました。

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市民の森に戻ってから、お待ちかねのランチタイム。
ゆるびく村【Cafe Ginjirou】特製ランチボックスは、100%グルテンフリー&ベジタリアン。自家製にんにく糀を使ったソイミートのキーマカレーには、夏野菜がたっぷり。

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食後には、藤枝市瀬戸ノ谷の向島園さん「有機 縄文のお茶」を氷出しでいただき、この日の蒸し暑さをやさしく和らげました。

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午後はいよいよ土器づくり。
藤枝市陶芸センターの杉本さんを講師に迎え、ザラザラとした感触が楽しい荒い赤土を特別に用意。通常の2.5倍の土を使い、時代を感じさせる壺を制作します。

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途中、目を閉じて“土と対話”するブラインド陶芸にも挑戦。視覚を閉じたことで感覚が研ぎ澄まされ、土の質感や温もりをより深く味わうことができました。

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出来上がった作品は、どれも個性豊かで、つくり手の想いがしっかりと形に表れています。
焼き上がりが今から楽しみですね。

 

森の中で深呼吸。

目を閉じて、土に触れ、日々の忙しい日常から少し離れて、

自分の内側とも向き合う時間が生まれたようでした。

少人数での開催となりましたが、とてもアットホームな雰囲気で、皆さんと一緒に協力しながら楽しく過ごすことができました。

ご参加いただいた皆さま、そしてご協力いただいた関係者の皆さま、
本当にありがとうございました!