未だ明けきらない港の肌に張り付くような寒気は、遠くに見える富士山を、すぐ目の前の市場を、透明感たっぷりに見せてくれていました。
その寒さの中到着された「焼津おんぱく」参加者の皆様を会場に案内し、プログラムのスタートです。
燒津港といえば当然「ミナミマグロ」、市場では先程から品定めが始まっていて「セリ」前の高揚感が満ちあふれています。
まずは、焼津漁協の服部さんにセリの概要説明をして戴きました(今回は、SBSの取材も入っています)
本日のミナミマグロは45本、3社でセリ落とします。
切り落とした尾の身は、マグロの品質を判断する材料です。
セリでやり取りされている言葉は、一般の人には全く理解できませんが、リズム感の有る印象で次から次へとテンポ良く競られていく様子は感じ取れます。
セリ落とされたマグロには、札が貼られます。
「セリ」見学後市場から出て、「一本釣り」捕獲され刺身などで食される鰹(冷凍)の荷揚げ作業の見学です。
- すっかり明け切った朝の港を、作業船まで移動します。
- 船からは、クレーンで大きなバスケットにいれて
- コンベアでどんどん運びます。
- 運搬用の鉄製ケースへ勢いよく入れます
荷揚げ作業見学を終えて、さあお待ちかね「ミナミマグロ丼」が待っています。
見てください、上等な・・・まぐろ丼・・ですね。
- まったりと脂の乗ったミナミマグロ
- 赤身も綺麗です
このミナミマグロ丼は、「おんぱく」特製、シラスも乗っかっていて、トロも赤身も一丁前で「いたセリつくセリ」の内容です。
これまた特性のまぐろ缶詰のお土産も・・・・・「見て食べて」で十分満足出来ました。
(はんだ むねお)
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